数あるテーマからどのようなテーマを選べばいいのかは簡単でもあり難しい問題でもあります。それは制作(運営)するサイトへの《想い》が強ければ強いほど難しい問題になります。
難しい投稿思える理由はWordPressテーマを使うとサイトで使う素材はオリジナルだとしても、どのテーマで作られたのか一目で解るため"オリジナル感"があまりないからです。
とはいえ、サイトはコンテンツが重要ですが…
そんなテーマの事情(問題)があっても少しでも"オリジナル感"を出すために自分なりに解釈したポイントを書いていきます。
三つのキーワード
当たり前のような感じになりますが「価格」「デザイン」「機能」がテーマを選ぶポイントです。ポイントの優先順位としてはサイトのジャンルによって変わります。
大事なのことは制作(運営)したいサイトのイメージを膨らませ(要件定義付け)、それらを十分に検討(考慮)した上でテーマとイメージが《マッチング》するテーマを選ぶのがベストチョイスです。
ただ、無数あるテーマから見つけるのも簡単はありませんが、ネット上で『WordPress テーマ』でググると、参考(候補)にできるテーマはアフェリエイト目的に書かれたブログ上でいっぱいでてきます(笑
少しでもオリジナル感を出すには
WordPressの場合はオリジナルテーマを作る選択肢もあります。ただ、費用も時間も掛かるためイメージに近いテーマを選ぶのが大切なことだと思います。
これ以降の内容は、自分自身である程度カスタマイズできる(してみたい)と言う前提で書いていきたいと思います。
価格
まず先に有料テーマをおすすめします。その理由を一つ一つ書いていきます。
WordPressのテーマは無料テーマと有料テーマがあります。ジャンルにもよりますが、制作(運営)するサイトの機能やデザインのイメージがシンプルであれば無料テーマで見栄えの良いサイトを制作できます。
オリジナル感を出そう(こだわりを持つ)と
ただ、機能やデザイン(レイアウトも含め)を少しでも拘るとテーマの管理画面上でのカスタマイズでも限界がでてくるためプログラムコードをカスタマイズしたり、スタイルシート(style.css)でデザインのカスタマイズの変更や追加などすることになります。
そうならないために自分自身でカスタマイズしやすい有料テーマを《おすすめ》すると言う訳です。
無料テーマでも高機能やデザインの良いテーマも存在します。ただ、そう言うテーマは多くの人に利用されて、何処にでもあるようなサイトになっています。有料テーマも同じように多くの人に利用されているテーマもあるのでセミオリジナルを出すための《次以降》のポイントが重要になるわけです。
デザイン
サイトのファーストビューなフロントページのデザインやレイアウトは選ぶポイントとして重要です。専門用語で言うと『ワイヤーフレーム』です。
ワイヤーフレームとは
サイトを制作する前に画面に「何を・どこに・どのように」するかを明らかにするサイトの設計図です。
先ず、サイトを構成するページの要素は以下のようなもので分類できます。一般的に用いられるの「カラム型」のレイアウトです。
ヘッダー:メニューや検索ボタン、SNSボタンなどを配置します
コンテンツ:訪問者に伝えたい情報(文章・画像・動画など)を配置します
サイドバー:ウィジェットで一覧やナビゲーション、広告などを配置します
フッター:コピーライトの表記やメニュー、サイトマップを配置します
使いたいテーマで上記のレイアウト要素に「どんな内容」を「どんなパーツ」で「どんな風」に表示させたいか、ということになります。
ヘッダーエリア
サイトロゴ(サイト名称)やヒーローヘッダー、ヘッダースライダー(カーセル)などが配置できるエリアでテーマによって構成するパーツは多少異なります。ただ、一番最初に閲覧者が目にする部分なのでこのパーツを重要視しても良いかと思います。
フッターエリア
サイトロゴ(サイト名称)やフッタースライダー(カーセル)などが配置できるエリアでテーマによって構成するパーツは多少異なります。
サイドバーエリア
今は割愛します。
コンテンツエリア
コンテンツを表示するパーツ要素はテーマによってコンテンツ情報(メタ情報)やデザインも違いがありますが「タイル型」と「カード型」の二種類です。
それらをテーマの管理画面上の設定で記事一覧をカラムレイアウトで表示させたりできる訳です。
不自由なコンテンツエリア
ただ、ユーザーが自由に設定できると言う感じではありません。ほとんどのテーマはフロントページ上のこの場所に表示できるパーツが決まっています。
最新記事や指定したカテゴリー記事を決まったデザインで一覧表示できます。ただ、"それ以上でそれ以下でもない"と言う感じで、それらのみでコンテンツエリアを埋めなければ行けません。※テーマによってはコンテンツの一覧の順番を変えたりして自由度の高い物もあります。
ただ、"それだけ出来れば十分じゃない?"って思うでしょうが、それだけではすまないジャンルのサイトもあるわけです。
そんな不自由なコンテンツエリアでも、唯一、別の場所でユーザーが自由にできるのがサイドバーエリア(フッター内でも可能なテーマもあります)でのウィジェットです。※詳しい説明は以降に書きます。
とまぁ、フロントページのデザインを選ぶポイントでした。
投稿/固定ページ
基本は二カラムレイアウトがほとんどで『パンくずリスト』タイトル、メタ情報表示(カテゴリ、日付)、本文、ソーシャルシェアボタン、コメント表示、関連記事などです。
投稿ページや固定ページなどのレイアウトパーツ(表示部品)はテーマによって少し違いますが、どのテーマでもレイアウトや表示するパーツの種類は似たりよったりでデザインが異なるだけです。当然、投稿ページや固定ページは中身が重要で、その内容を目立たせたりするのが見出しなどの装飾です。